※本記事は広告を含みます。
メモリ領域解説シリーズ
本記事は「メモリ領域解説」シリーズの1つです。
RAMにはいくつか種類があり、代表的なのが DRAM と SRAM です。
どちらもRAMですが、仕組みや特性が大きく異なります。
この違いは、組み込み開発の設計にも関わってきます。
この記事では、
・DRAMとSRAMの違い
・それぞれの用途
・組み込み開発での使い分け
をわかりやすく解説します。
ROM・FLASH・RAMの違いについてはこちらの記事で解説しています。
初心者さんDRAMとSRAMって何が違うんですか?



一番の違いは「リフレッシュが必要かどうか」だね。



リフレッシュ?



DRAMは定期的にデータを読み書きし直さないと消えちゃうんだ。
だから制御回路が必要になる。



え、面倒ですね…



その代わり容量を大きくできるんだよ。
PCのメモリはほぼDRAMだね。



じゃあSRAMは?



SRAMはリフレッシュ不要で高速。
その代わり高価で容量が小さい。
DRAMとSRAMの違い(概要)
最初にDRAMとSRAMの違いをまとめます。
この記事ではこの違いについて解説していきます。
| 項目 | DRAM | SRAM |
|---|---|---|
| リフレッシュ | 必要 | 不要 |
| 速度 | 遅い | 速い |
| 容量 | 大きい | 小さい |
| コスト | 安い | 高い |
| 用途 | メインメモリ | キャッシュ・内部RAM |
DRAMとは
Dynamic RAM の略です。
コンデンサに電荷としてデータを保存します。
しかし電荷は時間とともに抜けてしまうため、
定期的なリフレッシュが必要になります。
特徴
・大容量
・低コスト
・遅い
・リフレッシュ必要
主な用途
・PCのメインメモリ
・外部RAM
・Linux搭載マイコンのRAM
SRAMとは
Static RAM の略です。
フリップフロップ回路でデータを保持します。
リフレッシュが不要で、高速にアクセスできます。
特徴
・高速
・小容量
・高コスト
・リフレッシュ不要
主な用途
・CPUキャッシュ
・マイコン内部RAM
・レジスタ
組み込み開発での使い分け
組み込みでは用途で分かれます。
SRAM
→ 高速処理用
→ スタック
→ 割り込み処理
DRAM
→ 大容量データ
→ フレームバッファ
→ Linux
まとめ
DRAMとSRAMの違いは次の通りです。
・DRAMは大容量で安いが遅い
・SRAMは高速だが高価で小容量
・組み込みでは用途で使い分ける
この記事が参考になった方へ
メモリ領域については他の記事でも解説しています。
技術に関するご相談・開発・自動化ツール作成・記事執筆などのご依頼も承っています。
小さなご相談からでもお気軽にご連絡ください。









コメント